耐熱ガラスと金属フレームのコンビネーションは、まさに ”フレンチプレス” の原型ともいえるデザインです。北欧の国デンマークで設立されたボダム社 (Bodum®) のCHAMBORDシリーズは、1950年代にフランス・パリで広まった、当時のフレンチプレス式コーヒーメーカーそのままをイメージして作られました。蓋とフレームは、長年使ってもその輝きを失わないよう念密に洗練された製造プロセスを経て、一つ一つ大切に製造されています。環境に配慮し、効率的で機能的なデザイン、クオリティーを追求しているからこそ、世界中の多くの人々に愛され続けているのです。また、黒いハンドルは握りやすさだけはなく、クラシックで上品な印象を与えています。
使い方は、粗挽きに挽いたコーヒー豆を入れて、お湯を注ぎます。4分間抽出させたら、蓋のつまみを持ってプランジャーを下に押し下げます。カップにコーヒーを注いで、完成です。フレンチプレス式なので、コーヒー豆のうまみや香りが凝縮されているといわれる ”コーヒーオイル” を抽出し、コクと香りの高い極上のコーヒーをお楽しみ頂けます。
フレンチプレスとは?
フレンチプレスとは、1933年にイタリアで考案されたプレス式コーヒー抽出方法です。第二次世界大戦後、パリのカフェで広く使われるようになったのを発端にヨーロッパ中に広まり、名前も ”フレンチプレス” と言う名称が一般的に使われるようになりました。以来、フレンチプレスはヨーロッパを中心に世界中で使われるようになり、ボダム社は今日まで多くのフレンチプレスを作り続けています。それはフレンチプレスが一番美味しいコーヒーの淹れ方だと考えているからです。
フレンチプレスを使うとなぜおいしいコーヒーができるのでしょう?
フレンチプレスの抽出方法はごくシンプルかつピュア。必要な物はコーヒー豆と新鮮な水で沸かしたお湯のみ、そして、ゆっくりと4分間抽出します。ペーパーフィルター等の油分を吸収してしまう素材を使用していない為、コーヒー豆の油分、つまり、コーヒーの旨みやアロマを生かし豆が本来持っている味を抽出します。これが、世界中のコーヒーのプロフェッショナルがコーヒー豆のテイスティングにフレンチプレスを使用する理由なのです。 また、近年ではペーパーフィルターやコーヒーカプセル等を使用しないというフレンチプレスの特徴から、「美味しいコーヒーを淹れるもっとも環境に優しい方法」として欧米の雑誌等で評価されています。コーヒーの味を最大限に生かし、ゴミを最小限に抑えるフレンチプレスを使って、極上の一杯をお楽しみ下さい。