【NEW CROP】お待たせしました!2023/2024 新着コーヒーが入荷致しました。
世界中で評価の高いコスタリカ・タラス地区の中でも標高が高く、国際品評会「COE(Cup of Excellence®)」でも入賞を果たした注目の家族農園から、稀少な“レッドハニー”精製のマイクロロットコーヒーをお届けします。
チェリーやプラムを想わす爽やかな香味、ダークチョコレートやカカオの芳ばしさにミルキーなコクと甘さが絶妙に折り重なっています。クリーンカップで“レッドハニー”ならではのジューシーでフルーティな香味をご堪能いただける逸品です。
環境立国として名高い中米コスタリカ。自然との調和を大切にした環境に優しい方法でコーヒーが生産されています。8つの産地の中でも、高地だけで栽培される「タラス地区」のコーヒーには『酸が強く上品で、コクがあり特に良い香りがある』という特徴があり、世界的に大変良く好まれる風味を持っています。その内でもドタ[Dota]エリアは、COE®優勝のコスタリカトップクラスの農園やマイクロミル(精製所)が数多くある注目のエリアです。
「ネリー農園」は、オマール・カルデロン夫妻とその娘の3姉妹による家族で運営している農園の1つです。両親が農園管理を、3姉妹が水洗処理から天日乾燥・保管までを担当しています。一家が経営する「グラニートス・マイクロミル」は、2012年に設営したばかりの新しいミルですが、2014年にCOE®にて初受賞以降、2016年まで3年間連続受賞と早くも高い技術を身に着けつつあります。2,000m級の高標高農園など7農園を切り盛りし、生産処理はウォッシュト、ハニー、ナチュラル、ダブルフリーウォッシュトなど主要な生産処理は全て行っており、どの生産処理においても、タラス地区のもたらすジューシーで明るい酸(Acidity)と彼らの努力による透明感あふれるカップを堪能することができます。
今回はレッドカトゥアイ種のみを使用し、脱果肉後ミューシレージ(粘液質)を一切除去しない稀少な“レッドハニー”精製のコーヒーを特別にお届け致します。
【「ハニープロセス」について】
「ハニープロセス」とは、収穫されたコーヒー生豆の精製処理の方法のひとつです。
ハニープロセスでは収穫されたコーヒーチェリーを、パルパーで果肉除去された後、醗酵行程をおかずに、ミューシレージ(粘液質)が残ったままの状態で乾燥行程に入ります。この方法によって、ミューシレージの甘味が豆に移り、通常のウォッシュトコーヒーでは得られにくいハチミツを思わせる独特の香りやボディをもったコーヒー豆が得られます。またこの方法では、果肉除去の行程で過熟豆、未熟豆を取り除くことが出来るというメリットもあります。
一方でミューシレージがついたままの乾燥方法は難しいといわれています。そこで多くの場合、遠心分離機でミューシレージを多少落としてから乾燥させる方法が主流ですが、本精製所では、ミューシレージを残したまま乾燥させており、完熟のコーヒーチェリーのもつ甘味が十分に引き出された香り高いコーヒーが精製されています。これは自前のウェットミル・乾燥場を持ち、丁寧な作業が隅々まで行き届く単一農園だからこそ出来る事なのです。