【NEW ROAST】“爽やかな香味と軽やかな口当たりが魅力の、浅煎りコーヒーの世界”
この度、浅煎り(ミディアム-ハイロースト)のコーヒー豆を[定番ラインナップ]として導入します。産地や品種を変えながら浅煎りコーヒーの魅力をお伝えしていきます。
農園主のミエリッヒ氏によりニカラグアで研究・栽培され品評会で評価されるまでに成長した希少品種「ジャバニカ」。
華やかなフレーバーと程よいコクが特徴です。ジャスミン・グレープフルーツ・ライム・アッサムティーの香味。シロップの甘みとコク、円やかで綺麗な余韻が長く続きます。
サンホセ農園は、ニカラグアのヒノテガ県北部に位置し、アパナス湖を望む高地にあります。急勾配の道や雨季の厳しい環境により作業が困難ですが、その壮大な景観や美しい日没は訪れる人々を魅了します。高標高と肥沃な火山灰土壌、アパナス湖からの反射光による長い日照時間、良好な風通しや十分な降雨量といった理想的な条件のもと、農園では類まれな品質のコーヒーを生産しています。また、土壌保護のためにマメ科植物を活用し、持続可能な農法を採用しています。収穫されたチェリーは、農園内のウェットミルで選別・発酵・洗浄され、その後ドライミルで乾燥処理が施されます。これらの丁寧なプロセスにより、サンホセ農園は世界中で評価される高品質なコーヒーを生み出しています。農園主であるミエリッヒ・ファミリーは、2013年よりプライベートオークションを開始し、コーヒーの多様性を広める取り組みを続けていて、高品質なロットを通じて国際的な評価を獲得しています。
今回お届けします「ジャバニカ種」は、エチオピア由来のロングベリー種を起源とする希少な品種で、18世紀に中米でのコーヒー生産を研究するために持ち込まれました。しかし、生産性の低さから長い間忘れられていました。1999年、コーヒー研究所の閉鎖をきっかけに、この品種が再び注目され、ミエリッヒ・ファミリーがスペシャルティコーヒー生産への挑戦として栽培を始めました。栽培には大きなリスクが伴いましたが、努力の結果、数年後には国際品評会『カップ・オブ・エクセレンス(COE)』で入賞を果たし、現在では農園を代表する品種へと成長しています。